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<山形大未承認採血>調査終了「半年から1年」学長、見通し報告

 山形大工学部(米沢市)の特任教授が倫理委員会の承認を得ない研究で学生らから同意書を取らずに採血していた問題で、小山清人学長は7日の定例記者会見で、調査委員会による調査終了の見通しについて「半年から1年かかるのではと思っている」と述べた。
 同大は先月16日、調査委員会設置を決定。学内外の医学や法学の専門家に加え、被害者の立場になり得る市民ら7人から委員就任の内諾を得ている。メンバーや調査の進め方、日程などは公表しないとしている。
 小山学長は、調査が長期にわたる理由について「全学で同様の問題がないかを含め、膨大な資料の確認と多くの関係者の聞き取りが必要なため」と説明した。
 同大がこれまでに確認した被採血者は研究員2人と学生25人の計27人で、採血回数は145回。調査委は今後、採血を伴う実験などのデータ確認や関係者へのヒアリングを通して事実関係を調査するという。
 山形大では現在、xEV飯豊研究センター(山形県飯豊町)でのパワハラ疑惑の調査も行われている。当初は今年1月中旬としていたが、終了の見通しが立たない状態が続いている。


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2018年06月08日金曜日


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