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<ILC>「国、誘致方針早期に」岩手、宮城県議連が決議

ILC誘致実現を目指し決議を採択した岩手、宮城両県議会の議連

 岩手、宮城両県にまたがる北上山地が候補地の超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の建設実現を目指し、両県議でつくる超党派の議員連盟が7日、宮城県議会棟で会合を開き、政府に誘致方針を早期に打ち出すよう求める決議を採択した。
 決議では、ILCを「国の成長戦略に貢献する極めて重要な計画」と位置付けた。本年中に建設の可否を判断するとみられる政府に対し、誘致に前向きな方向性を示すことなどを強く要望した。
 会合には両県議ら約80人が出席。スイス、フランス国境に位置し、ILC計画に強い影響力がある欧州合同原子核研究所(CERN)などを5月に視察した宮城県議の報告もあった。
 高橋宗也議員は研究所側から「政府の意向表明は今年中が限度」と指摘されたと明かし「日本の将来を左右する岐路だ」と強調。結論を出せなければ「中国などに計画が移る可能性がある」と述べ、政府の決断を促した。


2018年06月08日金曜日


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