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<入試のツボ>柔軟な対応力磨こう

◎本年度公立高入試(8)前期・英語

 2018年度公立高入試前期選抜の英語の平均点は49.9点と、過去5年間で最低だった。著しい難化ではないが、応用問題が微増し時間配分や受験生の心持ちに影響したと思われる。
 第1問、第2問は会話文の問題で、100点満点中33点を占めた。易しい問題が多く、5分程度で解くことが理想。例年、基礎的な語句や文法が満遍なく出題されるため、3年間の内容をきちんと復習しよう。
 第3問、第4問は長文読解で、配点は48点。難度が高い記述問題は、あらかじめ主語と述語を明確にして過不足なく簡潔に。文の並べ替え問題は接続詞に注目すると前後のつながりが見えてくる。本文内容の選択問題は消去法で解くことがポイント。解答に適しない箇所を探し選択肢を絞る方法は、他教科でも有効だ。
 第5問は図表を含む読解と英作文で構成される。図表の形式は毎年異なるため、練習量が鍵。18年度の図表は本文に関連した「時間割」だった。英作文は登場人物の立場で給食について述べさせた。自由度の低い条件が付され、難問といえる。自分の持つ語彙(ごい)の中で無理なく使える言葉を選び、短文でまとめよう。
 英作文や記述問題はつづりにも要注意。単語の暗記は漫然とした作業になりがちだが、つづり、発音、語形変化、慣用句に注目してほしい。
 19年度入試の英語は若干易しくなることが予想されるが、油断は禁物だ。「聞く・読む・話す・書く」の4技能が重視される中、対話文の語数や図表の情報量が増えたり、新形式の問題が登場したりする可能性は高い。基礎理解を高めながらバラエティーに富んだ実践演習を行い、柔軟な対応力を養おう。
(個別教室のアップル・田中萌教務)


2018年06月09日土曜日


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