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<宮城県>17年観光客最多6229万人 被災沿岸部が回復基調

 2017年に宮城県内を訪れた観光客が、前年比146万人(2.4%)増の6229万人(速報値)に上ったことが8日、分かった。東日本大震災前の10年の6129万人を超え、記録が残る1967年以降で最多。津波被災した沿岸部の回復基調が鮮明となった。
 圏域別では気仙沼が286万9000人で、16年に比べ32.8%増加した。南三陸志津川さんさん商店街などが開業した効果とみられる。6.6%増で357万7000人の石巻と共に10年比で約8割の水準に戻った。
 仙台は0.9%増の3534万8000人、仙南は1.7%増の619万6000人、大崎は0.1%増の944万8000人、登米は8.7%増の298万2000人。唯一マイナスの栗原は187万4000人で、6.6%減った。
 県内を訪れた観光客数の10年以降の推移はグラフの通り。県は、夏の長雨が仙台七夕まつり(8月)などの集客に影響したが、タレントの壇蜜さん(横手市出身)らを起用した観光キャンペーンや仙台市であった東北絆まつり(6月)の効果で、全体の客足が伸びたと分析した。
 17年は宿泊者数も過去最多の953万人で、16年比で31万人(3.4%)増えた。宿泊施設開業が相次いだ石巻が49.0%増えたほか、仙南が6.4%増、仙台が2.6%増、気仙沼が0.7%増となり、4圏域で伸びた。大崎、栗原、登米の3圏域は天候不順などで0.7〜15.7%減少した。


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2018年06月09日土曜日


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