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<汚染廃>試験焼却 市民3団体が大崎市に抗議

 東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物の試験焼却に反対する宮城県大崎市の市民団体などが8日、試験焼却の実施と市議会6月定例会への関連予算の提出を表明した市に対し、抗議した。
 抗議したのは「放射能を拡散させる『一斉焼却』をスルナ・サセルナ市民集会実行委員会」「放射能汚染から子どもを守る岩出山の会」、同市岩出山地区の住民自治会「上宮協栄会」の3団体。それぞれ、予算の計上見送りや試験焼却の中止を求め、高橋英文副市長に文書を手渡した。
 実行委の若井勉委員長は「2日の住民説明会では反対の声が多く、市の表明は住民の声を無視している」などと訴え、焼却によらない汚染廃棄物の隔離保管への転換を求めた。
 市は隔離保管について「より早期の処理を進めなければならないことや用地確保の課題から実現性は少ないと判断した」とし、従来方針通り一般ごみとの混焼を進める考えを示している。


2018年06月09日土曜日


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