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<なでしこL・マイナビ仙台>田原苦境のチーム救う 今季初先発へ

ノジマステラ神奈川相模原戦に向けたミニゲームで、積極的にボールに絡む田原

 苦境の時こそ田原は輝く。成績不振で越後前監督が辞任した激震の中、大けがを乗り越えて今季初先発を目指す。「気持ちがあれば体はついてくる。自分のプレーを精いっぱいやる」と巻き返しへ全力を尽くす。
 7日の紅白戦。背番号7が躍動した。相手からボール奪取を狙って走り回り、大声で前線の選手に守備陣形の指示を送った。「良い守備ができれば良い攻撃につながる」と頼もしい。
 4月に30歳を迎えた。豊富な経験に裏打ちされたリーダーシップでチームの精神的な支柱となっている。昨季は越後前監督から主将を任せられたが、昨年8月に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂で離脱。完全復活が見えてきていた5日、越後前監督がチームを去った。
 「けがで迷惑ばかり掛けていた。越後さんの覚悟を受け継ぎ、結果を残したい」。決意を固めた。
 東日本大震災まで東京電力に所属。トップリーグのスタートを切った福島で久々の試合に臨む。「全員で結果を出す姿を見せたい」。越後前監督への思いを胸に、新体制で臨む初戦でチームを引っ張る。(原口靖志)


2018年06月09日土曜日


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