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<ベガルタ>「ドラマを起こす」攻めの姿勢で得点量産へ

湘南戦に向けた最終調整で軽快に体を動かす阿部(右)。中央は金久保

 「ドラマを起こす」。渡辺監督が力強い声で言い切った。第1戦で完敗し、3得点以上が8強入りの最低条件。崖っぷちから攻めの姿勢で逆転劇を狙う。
 第1戦はポジション取りで相手に後れを取り、スムーズにパスを回せなかった。阿部は「(湘南のプレッシャーの外し方は)1週間で整理できている。同じような展開にはならない」と自信あり。ボールを保持して主導権を握る本来のサッカーを取り戻す。
 天皇杯2回戦でJ3群馬に4−0で大勝。J3勢が相手とはいえ、勢いを付ける上でいい機会となった。「4、5点取るつもりで臨む。やりがいがあるし楽しみ」。ゴール量産へ気負いはない。
 サイド攻撃もポイントの一つ。第1戦は右ウイングバックの蜂須賀と3バックの平岡が連係し、右サイドを攻める場面があった。群馬戦の終盤には左ウイングバックが主戦場の永戸が3バック左に入る攻撃的な布陣を敷いた。第2戦でも最終ラインに攻撃的な選手を置く可能性がある。
 蜂須賀は3バックとの連係に手応えを感じつつ、「点を取らないと始まらない。シュートやクロスでゴールを狙う」と意気込む。
 湘南が守備に軸足を置くのか、アウェーゴールを狙いにくるのか。「相手の土俵に乗らず、冷静に試合を進める」と渡辺監督。目指す決勝進出までドラマは終わらせない。(佐藤夏樹)


2018年06月09日土曜日


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