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復興の緑 心に植えて 福島・南相馬で両陛下最後の全国植樹祭

植樹祭で苗木を植えられる天皇、皇后両陛下=10日午後2時50分ごろ、福島県南相馬市原町区雫地区(写真部・高橋諒撮影)

 第69回全国植樹祭(国土緑化推進機構、福島県主催)が10日、東日本大震災で津波被害を受けた福島県南相馬市原町区雫(しどけ)地区の海岸防災林整備地で、天皇、皇后両陛下をお迎えして開催された。
 9日から同県を訪問中の両陛下は最終日の11日、相馬市原釜地区の震災慰霊碑を拝礼。宮内庁は同日、皇后さまが疲労のため38度台の熱が出たと発表した。
 植樹祭の福島開催は1970年以来48年ぶり。震災後の東北では初めて。2019年4月末に退位する天皇陛下にとって最後の植樹祭となった。
 天皇陛下はクロマツ、ケヤキなど、皇后さまはアカマツ、ヤマザクラなどの苗木を植えたり、種をまいたりした。介添え役の県内の小学生に「時々、成長するところを見に来てくださいね」などと話し掛けた。皇居内で採種されたエノキの苗木の植樹もあった。
 今回の植樹祭は、津波や東京電力福島第1原発事故の影響を受けた森林の再生を掲げて開催。内堀雅雄知事は主催者を代表し、「緑豊かな古里の再生に全力で取り組む」と述べた。
 両陛下は11日午前、相馬市原釜、尾浜両地区の震災の犠牲者207人の名前が刻まれた慰霊碑に献花した。午後は福島市の古関裕而記念館などを視察後、特別列車で皇居に戻る。


2018年06月11日月曜日


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