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東北と奈良の子 合唱交流 東大寺展でコンサート 宮城・多賀城

コンサートの最後には出演者全員で合唱した

 宮城県多賀城市の東北歴史博物館で開かれている東日本大震災復興祈念特別展「東大寺と東北−復興を支えた人々の祈り」(河北新報社など主催)の関連行事として10日、東北と奈良の子どもたちによる交流コンサートがあった。約280人の聴衆で会場の同館講堂は埋まった。
 奈良市と北上市、多賀城市、福島県飯舘村の子どもたちや保護者、女声コーラスを含め、総勢140人ほどが参加。奈良と飯舘、北上、多賀城の3チームに分かれ、童歌や音楽劇の劇中歌などを披露した。
 最後に出演者全員で、2002年の東大寺大仏開眼1250年法要で披露された「風のゆくえ」や、同寺の狹川普文(さがわふもん)別当が童歌に独自の詞を付けた「重源(ちょうげん)上人讃歌(さんか)」を合唱した。
 狹川別当は「子どもたちの歌声で元気が出る。音楽の力は強い」と語り、菊地健次郎多賀城市長は「未来を担う子どもたちの絆を育み、東北の復興につなげたい」と語った。
 奈良市の小学6年神成菜生(かんなりなお)さん(11)は「(宮城、岩手、福島、奈良)4県の童歌を思いを込めて歌います」と話し、小学生ジャズバンドの一員として参加した多賀城市の小学6年樋渡久音(くおん)さん(11)は「宮城県外の人と交流するのは初めてです」と笑った。
 北上市の小学6年斎藤涼太君(11)と飯舘村の中学2年菅野准さん(13)は「声を合わせ楽しく歌います」と共に語った。
 東大寺展は24日まで。観覧料は一般1500円、小中高生600円、65歳以上1300円。


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2018年06月13日水曜日


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