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江戸時代の天文暦学者「名取春仲」の足跡紹介 宮城・大崎の旧有備館

須江家に伝わる天球儀(左)と地球儀(右)

 宮城県大崎市岩出山出身で、江戸時代の天文暦学者・名取春仲の足跡を紹介する企画展「日本 安倍家天文道天文生 名取春仲−奥羽に残る春仲一門のレガシー」が、岩出山の旧有備館で開かれている。8月5日まで。
 春仲は1759年、岩出山城下の造り酒屋に生まれた。日本で初めて天体観測に基づく暦を作った渋川春海を祖とする「安倍家天文道」を学び、陰陽師(おんみょうじ)安倍晴明の流れをくむ京都の土御門(つちみかど)家の直弟子となった。岩出山に私塾を開き、天文道の普及に力を尽くした。
 春仲が土御門から授けられた免許状(複製)など53点を展示する。岩出山の須江家に伝わる「天球儀・地球儀」(市文化財)は春仲が門人に伝えた学問内容をうかがい知れる資料で、東日本大震災での損傷を修復後、初めて公開された。
 入館料は大人300円、高校生200円、小中学生150円。連絡先は市教委文化財課0229(72)5036。


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2018年06月13日水曜日


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