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福島・浪江町長が辞職 体調不良で辞職願 全町避難などで陣頭指揮

 福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長(69)は13日、体調不良を理由に30日付の辞職願を紺野栄重町議会議長に提出し、町議会6月定例会で同意された。3期目の任期を1年半余り残す。馬場氏は東京電力福島第1原発事故に伴う全町避難などで陣頭指揮を執ってきた。
 辞職から5日以内に町選管に通知され、翌日から50日以内に町長選が行われる。宮口勝美副町長が職務を代理する。
 郵送による直筆の辞職願は定例会で代読された。日常生活を果たすのが非常に困難との医師の所見を受け「これ以上迷惑を掛けられない」「復旧・復興の道半ばで残念至極」などと記されていた。
 馬場氏は浪江町出身、東北学院大卒。町議、県議を経て2007年に初当選した。昨年末から体調を崩して公務を休みがちだった。
 町の避難指示は昨春、海側の中心部など一部で解除された。5月末現在の住民登録者は1万7819人、実際の居住者は747人で、町長選では住民帰還の促進策などが争点となる見通し。有権者の多くが町外で避難生活を続けており、15年と同様、選挙期間を10日間とする案が有力。


2018年06月14日木曜日


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