山形のニュース

<ほっとタイム>田園の中 安らぎ空間

田園に囲まれた米沢市郊外に移住した斎藤さん夫妻。7月にカフェギャラリーを開く

◎移住夫婦がカフェギャラリー

 海辺の生活に終止符を打ち、山々に囲まれた米沢市に移り住んだ。共に70代の斎藤太佑(だいすけ)さん、美貴子さん夫妻は、田園風景に安らぎを感じている。
 長く東京で暮らした後、昨年まで9年間、神奈川県真鶴町の相模湾を望む別荘地でギャラリーを主宰してきた。風光明媚(めいび)な土地で社交的な2人のセミリタイア生活は順調そのものだったが、身寄りのないことに不安を感じていた。
 米沢市は美貴子さんが高校まで暮らした古里。太佑さんの父は隣の川西町出身。親類縁者がいる土地で暮らすことが、何より安心と考えた。
 新築した平屋の自宅には7月1日にオープンする「カフェ&ギャラリー青田風(あおたかぜ)」を併設した。地元の若手作家の作品を積極的に紹介し、気軽に立ち寄れるサロン的な空間を目指す。
 「ゆったりくつろぐ時間を共有できたらうれしい」と口をそろえる2人。大きな窓の向こうに広がる青々とした稲田が、すがすがしい風になびく。地域に新風が吹き込む夏の訪れだ。(米沢支局・相原研也)


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2018年06月16日土曜日


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