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子どもの貧困、学習にも影響 石巻で解決をテーマにシンポ

参加者の質問に答える阿部センター長(左)ら

 東日本大震災の被災地などで子どもたちを支援する公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」は1日、石巻市のみやぎ生協文化会館アイトピアホールで、子どもの貧困解決をテーマとするシンポジウムを開いた。
 首都大学東京子ども・若者貧困研究センターの阿部彩センター長が講演し、子どもの生活実態調査の意義や東京都における調査結果の概要を解説した。
 阿部センター長は中学2年生の授業の理解度調査で「分からない」と答えた生徒が一般層で約2割いたのに対し、困窮層は約5割に上ったことを紹介した。
 家庭の経済状況が子どもに与える影響を指摘し、「行政は、調査を実施したいと思っている部署だけでなく、全庁の理解と協力をあらかじめ構築しておくことが必要だ」と述べた。
 行政や教育関係者ら約70人が参加。県や市の職員による子どもの貧困の現状や対策の報告、参加者同士の交流もあった。


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2018年06月18日月曜日


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