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<梨田監督辞任>東北楽天借金20で決断 代行に平石ヘッド

平石洋介氏

 プロ野球東北楽天は16日、梨田昌孝監督(64)の辞任を発表した。仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城で16日に行われた交流戦の阪神2回戦に敗れた後、梨田監督が球団に辞任を申し入れ、受諾された。球団の立花陽三社長は、今季の残り試合は平石洋介ヘッド兼打撃コーチ(38)が監督代行として指揮を執ることを明らかにした。

 東北楽天は16日現在、21勝41敗1分けでパ・リーグ最下位。16日の敗戦で借金は今季最多の20に膨らんだ。梨田監督は取材に「借金20はひどい数字。責任を取る一つのラインだった」と辞任の理由を説明した。
 梨田監督は「シーズン途中で投げ出すという気持ちはあるが、自分では今が区切り。立花社長に引き留められたが、僕の意志は強かった」と語った。
 立花社長は「借金20は決して監督の責任だけではなく、私を含めたフロントも責任を痛感している」と述べ、平石監督代行に対して「チームをいい方向に持っていってほしい」と期待した。
 梨田監督は2016年シーズンに就任し、1年目はパ・リーグ5位。2年目の昨季は開幕からの快進撃を見せて3位でクライマックスシリーズに進出し、ファイナルステージに進んだ。3年目の今季は開幕から不振が続き、低迷している。
 平石監督代行は、大阪・PL学園高−同大出。トヨタ自動車から05年、ドラフト7巡目で東北楽天入り。11年に現役引退。東北楽天の1軍打撃コーチ、2軍監督などを経て18年からヘッド兼打撃コーチ。大分県出身。

16日の阪神戦で指揮を執る梨田監督。試合後、辞任を表明した=仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城

<梨田昌孝(なしだ・まさたか)>72年に島根・浜田高からドラフト2位で近鉄に入団し、強肩強打の捕手として活躍。88年に現役を引退し、近鉄のコーチ、2軍監督などを経て00年に監督に就任。01年にリーグ優勝を果たし、04年シーズン後にオリックスと球団合併するまで指揮を執った。08年に日本ハムの監督に就任し、09年にリーグ制覇。16年に東北楽天監督に就任。64歳。島根県出身。


2018年06月17日日曜日


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