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<わたしの道しるべ>食で心結ぶ場所目指す

◎自営業 伊藤孝浩さん(35)=宮城県南三陸町

 東日本大震災で古里の宮城県南三陸町に甚大な被害がありました。震災時は外食産業の仕事で中国に赴任していましたが、町の惨状を見て帰郷を決めました。
 震災後は町の土産品の通信販売サイト「南三陸deお買い物」を運営し、海産物やスイーツ、雑貨などを販売しています。売る物はあってもインターネットの販路を持たない生産者が多く、力になりたいと思ったからです。150品ほどを取り扱い、受注から発送まで1人でこなしています。
 昨年4月からは同町にできた商店街「南三陸ハマーレ歌津」でカフェ「むすびや」も営んでいます。若手出店者が少なかったこともあり、挑戦を決めました。目指すのは食などを通じて人の心と心を結ぶ場所です。
 東北の多くの自治体で人口減少が進んでいます。働き手の確保がますます難しくなるため、人工知能やロボットの活用が必要だと考えています。人口減をチャンスと捉え、暮らしに必要なエネルギーの在り方も見直していきたいです。


2018年06月17日日曜日


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