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<わたしの道しるべ>築80年の銀行カフェに

◎地域活性化団体「ポート」事務局長 石坂康平さん(29)=山形県大江町

 山形県大江町左沢(あてらざわ)の商店街に5月に開館した町まちなか交流館「ATERA(アテラ)」で、運営管理に当たっています。かつて銀行だった築80年ほどの建物を改修してカフェや多目的スペースが生まれました。地場産品や町民の活動も町内外に発信します。
 出身は横浜市。2012年に移住し、地域おこし協力隊員として町内の手仕事を伝える映像を制作しました。任期後も町に残り、地元の会合を通じて歴史を刻んだ街並みに似合う建物の活用策を探ってきました。
 「ないことを嘆かず、あるものでつくる」ことを町の人たちに学びました。ためらわず挑戦できるようになり、おかげで成長した気がします。それぞれに得意技を持つ人が町のあちこちにいて皆が先生。素直に頼れば、自分の能力以上の成果が実現できるのはすごいことだと思います。
 東北はいや応なく人口が減っていきます。役割や負担を分かち合う仕組みが不可欠です。大変そうでも、時間とともに何らかの形で進むものと信じています。


2018年06月17日日曜日


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