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<東北高校サッカー>男子ベスト4決まる

仙台育英−羽黒 PK戦を制し喜んでGK小玉(1)のもとに駆け寄る羽黒イレブン
西目−宮城工 延長前半9分、PKを決め先制する西目・畠山

 第60回東北高校サッカー選手権第2日の16日、男子は由利本荘市の西目カントリーパークなど2会場で準々決勝4試合があり、青森山田(青森1)、羽黒(山形1)、西目(秋田1)、尚志(福島1)が4強入りした。
 この日始まった女子は由利本荘市の水林陸上競技場で1回戦2試合が行われ、鶴岡東(山形)、明桜(秋田)が準決勝に進んだ。
 第3日の17日は、男子準決勝が西目カントリーパークで、女子準決勝が水林陸上競技場で行われる。

◎羽黒PK戦制す

 ▽準々決勝(仁賀保)

羽黒(山形1) 0 0−0 0 仙台育英(宮城1)
          0−0
          延 長
          0−0
          0−0
        (PK5−3)

<羽黒GK小玉「狙い通り」>羽黒がPK戦を制して4強進出を決めた。好判断で勝利を引き寄せたGK小玉は「一歩も引かない姿勢で立ち向かった」と気合十分だった。
 駆け引き上手だった。仙台育英の3人目では、蹴る直前に右に動くと見せ掛けて、左に来たボールをブロックして止めた。「狙い通りだった」と納得の表情で語った。
 羽黒は5人全員が成功。勝利が決まると仲間が駆け寄って来た。「みんな決めると信じていた」と抱き合って喜んだ。

◎尚志6得点完勝

 ▽準々決勝(西目カントリーパーク)

尚志(福島1) 6 4−0 0 東北(宮城2)
          2−0
 ▽得点者【尚】郡司、山内4、高城

<東北「技術でも気持ちでも差」>東北が6失点で大敗した。中盤の底で攻守のバランスを取った主将の佐藤は「技術でも気持ちでも差があった」と肩を落とした。
 前半は守備で粘り、相手の攻撃に慣れてきた終盤に攻勢に出るのが勝ちパターン。しかし、前半4、6分と立て続けに失点してプランは早々と狂った。「試合の入りから圧倒されてしまった」と佐藤。尚志のサイド攻撃に振り回された70分間だった。
 選手たちは前日の1回戦で延長戦を戦い抜いている。小野監督は「体力的にきつかったと思う」とかばった。


◎青森山田が逆転

 ▽準々決勝(西目カントリーパーク)

青森山田(青森1) 3 1−1 1 専大北上(岩手2)
            2−0
 ▽得点者【青】神田、箱崎、後藤【専】菅原

<専大北上、球際で競り負けて後手に>専大北上が逆転負け。前半6分に先制するも、同点ゴールと勝ち越し点をセットプレーから頭で決められた。主将のMF清水は「相手に100パーセントの力を出させないように最後まで体をぶつけないといけなかった」と振り返った。
 ロングボールを多用する青森山田に対してセカンドボールへの対処が鍵となったが、球際で競り負けて後手に回った。「もっと早く(どこにボールが落ちるか)予測したかった」と悔やむ。
 先制点はチームの狙い通り、うまくDFの背後を突いて奪った。「決定力とラストパスの精度を高め、後方の攻め上がりも増やして厚みを出す」と清水主将。下を向かず、早速課題に向き合っていた。

◎西目延長戦勝利

 ▽準々決勝(仁賀保)

西目(秋田1) 1 0−0 0 宮城工(宮城3)
          0−0
          延 長
          1−0
          0−0
 ▽得点者【西】畠山

<西目・畠山がPKで決勝点>西目が延長戦を制した。PKで決勝点を挙げた畠山は「10番を背負う選手としてチームを助けたかった」とほっとした表情を浮かべた。
 延長前半の終了間際、左サイドから切れ込んだところをペナルティーエリア内で倒されてPKを得る。「小学生の頃からPKは外したことがない」。相手GKが左に動くのを見極めてゴール中央へ蹴り込んだ。勝負強さがうかがえる決勝点だった。


2018年06月17日日曜日


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