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<東北高校サッカー>きょう男女とも決勝

西目―尚志 前半22分、尚志・高城(手前)がこの試合2点目となるシュートを決める
明桜−桜の聖母学院 前半5分、相手と競り合う桜の聖母学院・小野寺(4)

 第60回東北高校サッカー選手権第3日の17日、男子は由利本荘市の西目カントリーパークで準決勝2試合があり、青森山田(青森1)と尚志(福島1)が決勝に進んだ。
 女子は同市の水林陸上競技場で準決勝2試合が行われ、常盤木学園(宮城)と桜の聖母学院(福島)が決勝に進出。両校は全国高校総体の出場権を獲得した。
 最終日の18日は西目カントリーパークで、午前10時半から女子決勝、午後1時から男子決勝がある。

◎尚志快勝4ゴール
 ▽準決勝(西目カントリーパーク)

尚志(福島1) 4 2−0 0 西目(秋田1)
          2−0
▽得点者【尚】高城2、箕輪、高橋

【評】尚志が4得点で快勝した。前半13分、高城がゴール前のこぼれ球を押し込んで先制。22分は再び高城が速攻から裏に抜けて2点目を挙げた。後半20分にはセットプレーから加点するなど終始試合の主導権を握った。西目は好機を生かせなかった。

○高城、決勝へ導く2ゴール
 尚志が2年連続で決勝進出を決めた。FW高城は2ゴール1アシストの活躍だったが「もっと得点できた」と満足していなかった。
 前半13分の先制点は、坂下のシュートを相手GKがはじいたところを見逃さなかった。「(坂下が)打った時点で備えていた」と先を読む力が光る。22分にはロングボールに呼応してDFの背後に抜けて追加点を決めた。今大会3ゴール。「決勝も自分が決めて優勝したい」。自分も満足できるプレーができれば頂点が見えてくる。


◎青森山田圧倒5発

 ▽準決勝(西目カントリーパーク)

青森山田(青森1) 5 2−0 0 羽黒(山形1)
            3−0
▽得点者【青】武田、後藤、小松3

 【評】青森山田が終始ゲームを支配した。前半12分、武田の直接FKで先制。24分には中盤からのロングボールに後藤が裏に抜けて決めた。後半は小松がハットトリックを達成し突き放した。羽黒はシュート3本に抑えられた。

○小松、後半だけでハットトリック 青森山田の小松主将が後半だけでハットトリック成し遂げた。4分、ロングボールに合わせて抜け出してGKとの1対1を制し、2点目は左クロスを押し込んだ。
 最後はこぼれ球に対応し、DFをかわしてゴール。「今までだったら相手に当ててしまったところ。うまく切り返せた」。多彩な動きによる3ゴールに「結果を出せて良かった」と満足そうだった。

◎10度目Vか初制覇か 2年続けて決勝で対決
 男子決勝は、2年連続10度目の頂点を目指す青森山田(青森1)と初優勝を狙う尚志(福島1)の2年連続の対戦となった。準決勝までの3試合で青森山田は計9得点、尚志は計14得点で失点はともに1。高い攻撃力で相手の堅守をいかに崩すかが鍵になりそうだ。
 青森山田は高い位置からプレスを仕掛けてボールを奪い、ショートカウンターで相手ゴールを脅かす。準決勝で3ゴールを奪った主将のFW小松は「失点しないことが大切。優勝へ勝ちにいく」と燃える。
 尚志はパスワークにロングボールも交えた展開力が持ち味。1回戦でMF河村が3得点、準々決勝でFW山内が4得点と好調だ。大峡主将は「東北で一番になるため、プレーの細部を徹底する」と気合を入れる。
 両校は1月の東北新人大会決勝で対戦し、青森山田が1−0で勝っている。


◎桜の聖母学院逃げ切る

 ▽準決勝(水林陸上競技場)

桜の聖母学院(福島) 2 2−0 1 明桜(秋田)
             0−1
▽得点者【桜】小野寺2【明】菅原千

○小野寺2得点、勝利に貢献 桜の聖母学院のMF小野寺が2得点と勝利に貢献した。練習通りのゴールに、「チームを波に乗せられた」と笑みを見せた。
 前半5分は中盤の縦パスに反応。自慢のスピードでDFを振り切った。速攻で2列目から飛び出すチームスタイルを実践した形だ。34分の左CKは勝負どころのために用意していたプレー。FW黒津がスルーして、後ろに流れたボールを押し込んだ。
 チームは3年連続で全国高校総体出場。「全国で戦うためにも、決勝で力を出し切って勝つ」と力を込めた。



◎常盤木学園後半2得点

 ▽準決勝(水林陸上競技場)

常盤木学園(宮城) 2 0−0 0 鶴岡東(山形)
            2−0
▽得点者【常】中村、高橋果

○相手の守備ブロックに手こずる 常盤木学園が後半23分にようやくゴールをこじ開けた。右クロスを右足で合わせたFW中村は「ひやひやしていた。自分が決めないといけないと思っていた」とほっとした表情だった。
 時にはペナルティーエリア内に9人が密集する鶴岡東の守備ブロックを攻めあぐねた。中村は「焦ってパスをつなげる場面でも長いボールを蹴ったり、シュートを打てる場面でパスに逃げたりしてしまった」。シュート25本で2点はさみしい。
 ピンチはカウンターを浴びた前半の1度だけ。負ける気配はなかったが、阿部監督は「もっと点を決めないと。半信半疑でやりたいプレーができなかった」と当惑の表情だった。


2018年06月18日月曜日


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