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<W杯ロシア>長谷部選手ガンバレ!南三陸町の園児、横断幕作製 震災支援に応援でお返し

応援用の横断幕を持ち、長谷部選手にエールを送る園児たち

 サッカー日本代表のワールドカップ(W杯)ロシア大会の初戦となるコロンビア戦が19日に行われる。宮城県南三陸町のあさひ幼稚園の園児たちが、主将として3大会連続のW杯に臨む長谷部誠選手(34)の活躍を期待している。東日本大震災後の支援をきっかけに交流が続き、園児にとって最も身近なサッカー選手。4年に一度の大舞台での勝利を願い、被災地から熱いエールを送る。
 園児34人が5月末、応援用の横断幕を作った。縦1メートル、横1.5メートルで「長谷部誠選手 もっと前へ!」の文字が躍る。園児たちが応援メッセージを書き、背番号「17」をあしらったフラッグを貼り付けた。
 コロンビア戦は日本時間午後9時開始のため、園児たちは翌日、テレビの録画映像で観戦する予定。及川愛斗(まなと)ちゃん(6)は「僕たちの応援が届いてほしい」、遠藤このかちゃん(5)は「シュートを決めるところを見たい」と期待する。
 東日本大震災の津波で同町志津川にあった園舎は流失。長谷部選手が日本ユニセフ協会に著書の印税など1億円以上を寄付し、高台での園舎再建を支援した。
 長谷部選手は2011年12月から毎年のように園を訪れた。昨年6月にはお忍びで訪問。手術した右膝のリハビリに励む苦しい時期だったが「みんなでサッカーをしよう」と呼び掛けた。審判役を務め、ボールを楽しそうに蹴る園児の姿に目を細めていたという。
 遠藤ゆみ子教頭(57)は「園児と手をつないで散歩にも出掛けてくれ、優しい人柄を感じた」と語る。
 長谷部選手は前回W杯で全試合に先発出場したものの、チームは1分け2敗で1次リーグ敗退に終わった。初戦の相手のコロンビアには前回大敗を喫しただけに、園児たちは勝利を心待ちにしている。


2018年06月19日火曜日


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