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廃炉は福島第1優先 規制委員長「第2はじっくり」

 東京電力が表明した福島第2原発(福島県楢葉町、富岡町)の全4基の廃炉方針について、原子力規制委員会の更田豊志委員長は20日の定例記者会見で「今そこにあるリスクを考えれば、福島第1原発をより安定した状態にすることの方が優先。相対的に第2原発の廃炉はじっくり取り組めばいい」と述べ、第1原発廃炉を最優先に進めるべきだとの考えを示した。
 更田氏は「事故を起こした当事者として、第1原発の廃炉に非常に大きな責任を持っている」と強調。第1、第2原発の廃炉に加え、柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を目指す東電に対し「動かそうとすることは潜在的なリスクを下げる方向にはならない。優先順位を誤らないことを願いたい」とくぎを刺した。
 第2原発の廃炉方針が、第1原発でたまり続ける放射性物質トリチウムを含む処理水の処分方法決定に影響を与えるかどうかは「直接関連付けて捉えるべきではない」と語った。


2018年06月21日木曜日


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