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<富谷市>若手職員が新聞で研修 発想力の磨き方や市民協働の視点の大切さを学ぶ

新聞作りのワークショップで記事を切り抜く若手職員

 宮城県富谷市の入庁2、3年目の職員を対象にした研修会が21日、市役所であった。新規採用者を含めると全職員の2割に上るという若手の育成を強化しようと、市が初めて企画。対象となった約50人が外部講師の講義を受け、新聞を使った発想力の磨き方や市民協働の視点の大切さを学んだ。
 河北新報社企業研修チームが新聞作りのワークショップを実施。参加者それぞれが関心を持った記事を切り抜き、班ごとに寄せ集めて地域振興への提案を盛り込んだ新聞に仕上げた。
 同社担当者は「市職員は市民から頼られる存在。新聞から情報を幅広く収集し、仕事のアイデアに生かしてほしい」と活用を勧めた。多様な情報に触れることで、偶然に思いがけない発見をする能力(セレンディピティー)や会話力が養われるとも説明した。
 市民課の佐藤貴志さん(23)は「新聞を短時間で読めるこつが分かり、ためになった」と話した。
 市内のボランティア団体「Naritaマルシェ」の増田恵美子代表は、地域の交流イベントや防災活動を市の協力で軌道に乗せてきた体験を紹介。「市民の活動に関心を持ち、夢のある仕事をしてください」と呼び掛けた。
 研修会は年内にあと3回あり、地元企業や農家での現場体験も計画されている。若生裕俊市長は21日の研修に立ち会い、「今後の市役所の中核を担うため、さらに成長してほしい」と激励した。


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2018年06月22日金曜日


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