宮城のニュース

西洋野菜ルバーブを七ケ浜ブランドに 24日、町で官民キックオフイベント

町内で育つ高山外国人避暑地直系のルバーブ

 宮城県七ケ浜町は、官民挙げて西洋野菜「ルバーブ」を生かした地域ブランドの展開に乗り出す。ルバーブは明治期に町内の外国人避暑地で栽培されたのが国内のルーツとされる作物。栄養豊富でデザートなど幅広い商品化が見込めるため、町制60周年記念事業として、24日に町内でブランド化のキックオフイベントを開く。
 1890(明治23)年、海辺の高山外国人避暑地の住民が米国の商会からルバーブの種子を購入して栽培したのが始まりとされる。高山の外国人と交流の深かった町内の坂本家が明治から伝わるルバーブを大切に育て、町民数人にも株分けしている。
 キックオフイベントでは、町民が七ケ浜ブランドとして育てていくために、料理の開発や加工品の商品化、生産拡大、ひいては雇用創出、生きがいづくりの可能性を探る。
 (1)プディングケーキといった伝統的なルバーブ料理の披露(2)町内の飲食店・民宿による創作ルバーブ料理の提案・試食−など四つのセミナーと栽培現場の視察、参加者が意見を交わすワークショップを予定。町民、町内の農業・商業関係者、研究者らが参加する。
 町政策課の荻野繁樹課長は「ルバーブは自然や文化・歴史の面で七ケ浜らしさを際立させる存在。町民の自信や誇りにつながればいい。産学官民連携でさまざまな試みが生まれるのを応援したい」と話す。

<ルバーブ>欧州固有種でタデ科の野菜。見た目はフキに近く、茎は根元近くが赤い。生はセロリのような食感と強い酸味が特徴。加熱すると軟らかく溶け、甘みを加えるとアンズに似た味になり、ジャムやパイなどに使われる。


関連ページ: 宮城 経済

2018年06月22日金曜日


先頭に戻る