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下水道料金31.2%上げ 白石市議会、1票差で可決

 宮城県白石市議会(定数18)は6月定例会最終日の21日、下水道使用料を10月分から平均31.2%引き上げる条例改正案を賛成多数で可決した。
 議長を除く採決は賛成9、反対8となった。排出汚水量が月3立方メートルまでは負担が減る一方、3〜4人暮らしの標準世帯(20立方メートル)で月約1000円増える見通し。農業集落排水の使用料も対象となる。
 市は改定へ向けた検討案を2月に市議会全員協議会で説明し、6月の広報紙で現状と課題を紹介。改定案は6月上旬に自治会長向け説明会と全員協議会を相次いで開き、明らかにした。
 2人が反対討論に立ち、佐藤龍彦議員は「市民への説明責任が不十分なまま大きな負担を強いる案は認められない」と述べた。伊藤勝美議員は「市民の合意がなく、負担を求める前に経営努力が先。市民と行政に大きなあつれきが生まれる」と語った。
 賛成討論は2人で、佐久間儀郎議員は「使用料収入は減少傾向で、財政健全化のためにも改定は避けられない」と述べた。菊地忠久議員は「改定幅の縮小や段階的な引き上げは問題の先送りでしかない。改定率は何とか許容できる範囲だ」と語った。
 市議会は2205万円を追加する18年度一般会計補正予算など12議案、教育委員会委員と人権擁護委員の人事案2件に同意、専決処分8件を承認し、閉会した。


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2018年06月22日金曜日


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