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<地上イージス>東北防衛局が現地調査の入札公告 秋田知事「デリカシーなく不愉快だ」

 北朝鮮に対する弾道ミサイル防衛で、政府が導入を目指す地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」について、東北防衛局は21日、夏以降に始める現地調査の一般競争入札を公告した。防衛省は配備候補地の陸上自衛隊新屋演習場がある秋田市で17日に住民説明会を開いたばかり。佐竹敬久知事は「説明が十分でないのに強引。デリカシーがなく不愉快だ」と憤った。

 入札は、同演習場での測量、土質各調査の2件。航空測量はほぼ全域の約105ヘクタール、既設構造物調査は約40ヘクタール。ボーリング調査は35メートルの深さを22カ所で行う。8月2日に開札される。
 防衛省も21日、同演習場の施設配置計画やインフラ整備を検討する基本構想などの策定業務を公示した。
 東北防衛局は入札の公告を21日午前9時にウェブなどで公表した直後、名越一郎県総務部長に電話で伝えた。同日の県議会総務企画委員会で報告すると、県議から「住民に不信感を持たれる」との声が上がった。
 佐竹知事は「防衛省は地元に丁寧に説明すると繰り返してきたが、言葉と行動が裏腹だ」と批判。穂積志秋田市長は「説明会から4日しかたっておらず、性急過ぎる。健康への影響や生活への支障など、徹底的に調査してもらいたい」とするコメントを出した。


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2018年06月22日金曜日


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