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有機ELの活用拡大策探る 産学官連携団体が秋田大で講演会

有機ELの特徴や応用法などを共有した講演会

 ディスプレー用の次世代光源として期待される有機EL(エレクトロルミネッセンス)の可能性を探る講演会が21日、秋田市の秋田大であった。同市の産学官連携団体「次世代ひかり産業技術研究会」が主催し、市民ら約100人が次代の光資源を取り巻く状況を学んだ。
 1993年に白色有機ELを世界で初めて開発した山形大大学院有機材料システム研究科の城戸淳二教授が講演。「(有機EL分野のような)新しい産業で、地域を活性化することが重要だ」と強調した。
 有機ELは電流を流すと光る発光素子で、基盤などに塗布すれば曲げることが可能。照明やディスプレーの市場で拡大している。城戸教授は「製品デザインの幅を広げ、色本来の魅力を引き出せる」と解説した。
 2015年に米沢市で開館したスマート未来ハウスを紹介し、「有機EL照明や体調管理システムなどを活用して快適な生活空間の構築を目指す。開発から使用法まで提案するシステムを確立したい」と述べた。
 同研究会は、秋田県内外の大学や民間企業など約40団体で構成。会長の秋田大大学院理工学研究科の河村希典准教授は「連携を強化し、付加価値を持つ製品開発に取り組みたい」と話した。


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2018年06月22日金曜日


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