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<金華山沖漁船浸水>残る15人気仙沼帰港 出迎えに涙ぐみ

順洋丸で気仙沼港に到着し、用意された車に乗り込む第68広漁丸の乗組員=22日午前2時30分ごろ

 石巻市の金華山の東南東沖約850キロの太平洋上で20日、高知県奈半利(なはり)町(ちょう)のカツオ漁船「第68広漁丸」(122トン、18人乗り組み)が浸水した事故で、救助された乗組員が乗ったカツオ漁船「55良福丸」と「順洋丸」が22日未明、気仙沼港に帰港した。先に仙台市内の病院に搬送された3人を除く15人が関係者に迎えられた。
 10人が乗った順洋丸が午前2時15分ごろ、残り5人が乗った良福丸は午前3時5分ごろに到着。広漁丸を所有する大栄水産(奈半利町)の大西博文社長(77)らに声を掛けられ、涙ぐむ乗組員もいた。
 乗組員は気仙沼市内の宿泊先で数日間休養し、地元に戻る予定。大西社長は「一報を聞いて助からないかとも思った。無事でよかった」と声を詰まらせた。
 運輸安全委員会が派遣した事故原因を調べる船舶事故調査官3人は同日午前、気仙沼市入りし、広漁丸や救助した船の乗組員から聞き取り調査をした。


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2018年06月23日土曜日


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