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サプリまんじゅうで骨粗しょう症対策  ビタミンD入り健康後押し

実家の菓子店と協力しビタミンD入りまんじゅうを開発した藤井昌さん

 秋田市の老舗菓子店「かおる堂」は26日、骨粗しょう症予防に効果があるビタミンDを入れた「サプリ饅頭(まんじゅう)」を発売する。社長の藤井明さん(69)の次男で整形外科医の昌さん(34)=秋田大大学院医学系研究科=が開発。食を通じた健康づくりを後押しする。
 まんじゅうは直径4センチ弱と小粒で、3個で1日に必要とされるビタミンD20マイクログラムを摂取できる計算。栄養強化の牛乳2瓶、サケの切り身1切れ以上の含有量に相当するという。
 ビタミンDは特に、高齢女性が不足しがち。どんな食品なら摂取しやすいか悩んでいた昌さんは2014年ごろ、秋田県内の約200人にアンケートをした。
 その結果、まんじゅうやヨーグルトとの声が多く集まり、家業の活用を思いついた。開発は県とも連携し産学官で進め、毎日食べると想定して血糖値の上がりにくい甘味料を使った。
 医療と菓子のコラボレーションという息子の異色なアイデアに、明さんは「やっかいな話を持ち込んできたと思った」と苦笑い。昌さんは「茶菓子として気軽につまんでもらえれば高齢者の骨の健康維持につながる」と話す。
 3個入り216円。かおる堂の各店舗や秋田大などで販売し、量販店での取り扱いも目指す。連絡先はかおる堂018(864)4500。


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2018年06月23日土曜日


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