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<喜多方地滑り>恒久対策工事来月にも着手 「集水井」設置へ

 喜多方市高郷町の地滑り被害で、福島県は22日、地下水位を下げる恒久対策工事を7月にも始める方針を明らかにした。農林水産省の災害関連緊急地すべり対策事業に採択された。今冬までの完了を目指す。
 県会津農林事務所によると、地下水を集めて直接川に排水する「集水井」を設置する。亀裂が入った県道の山側に直径3.5メートルの井戸を掘削。そこから放射状に横穴を掘り地下水を集める。当面は2カ所に設け、並行して進める詳細調査の結果を基に増設や他の工法も検討する。国の事業採択は20日付で国が3分の2、県が残りを負担する。事業費などは今後詰める。
 ポンプで地下水をくみ上げる応急対策は現在、5基目の井戸を掘削中。2基が稼働し、合わせて毎分100リットルを排水している。地表の動きは伸縮計、衛星利用測位システム(GPS)による計測で、ともに小康状態を保っている。


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2018年06月23日土曜日


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