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さよなら仙台セントラル 今月末まで特別上映

機械室でフィルム映写機を操作する小野寺さん

 カタン、カラカラ。午前11時、客席の後ろにある機械室。映画館の小野寺勉代表(63)が客席を確認し、スイッチを押すと直径80センチのフィルムが回り始めた。
 映写機は1979年の開館以来、国内外の秀作を縦3メートル、横7.6メートルのスクリーンに映してきた。デジタルのプロジェクターと並んで今も現役だ。
 第1弾として約40人が木下恵介監督の「楢山節考」(58年)を鑑賞。館内に展示された開館時のポスターや土曜レイトショーのチラシなどに見入った。
 20年前、同ホールで窓口業務のアルバイトをした青葉区の会社員女性(41)は「働きながら映画の世界にどっぷり浸れた。ぜひ復活してほしい」と願った。
 さよなら上映は料金1100円。連絡先は同ホール022(263)7868。

 6月末に閉館する仙台市青葉区中央の映画館仙台セントラルホールで23日、「特選さよなら上映」が始まった。初日は35ミリフィルムの旧作が上映され、映画ファンが名残を惜しんだ。

◎上映日程と作品

▽〜25日「楢山節考」「夜の片鱗(へんりん)」(いずれもフィルム)
▽26、27日「ともしび」「真空地帯」「ひろしま」
▽28、29日「ひろしま」「雲ながるる果てに」「文学賞殺人事件 大いなる助走」(フィルム)
▽30日「文学賞殺人事件 大いなる助走」「弥太郎笠」


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2018年06月24日日曜日


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