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<なでしこL・マイナビ仙台>収穫の惜敗 攻守に光明

仙台−神戸 前半、右サイドから攻め込みゴールに迫る仙台・浜田(左)

 仙台は上位との対決に敗れ、自力での1次リーグ突破の可能性が消えた。それでも、選手の表情に暗さはなかった。「戦う姿勢を見せてくれた。悲観することはない」と千葉監督。強豪相手に最大限の力をぶつけ、接戦に持ち込んだ手応えをチームで共有した。
 序盤の失点を引きずらなかった。2列目のMF4人と4バックがコンパクトに陣形を固め、個人技の高い相手を複数で囲んで攻撃をそいだ。ボールを奪うと、すぐさまスピードのある浜田、安本の2トップに預けてカウンターを狙った。北原は「全員が距離感を大事にして連動した守備ができた」と振り返る。
 後半も勢いを増した。相手が疲れで足が止まったのを見極め、中盤でパスをつなぐなど攻撃の幅を広げて押し込んだ。「後半は自分たちの方が好機があった」と浜田。終盤に相手GKに競り勝った武田が放った決定的なシュートが、わずかに外れたのが悔やまれる。
 5月6日のリーグ戦では神戸に0−4の大敗。今月5日には越後前監督が成績不振で引責辞任した。千葉監督のスピード重視の戦い方に加え、主将の安本は「今季の前半戦でやってきたボールを保持する戦術も生かせている」と言う。どん底に沈んだチームは苦しみを乗り越え、V字回復を見せつつある。(原口靖志)


2018年06月24日日曜日


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