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<いしのまき復興マラソン>大橋、自信胸に圧巻の走り

ハーフ男子を1時間8分22秒で3連覇した大橋

 右手の指を3本立てて、V3を誇示する独走のゴールだった。ハーフマラソン男子は、大橋が圧巻の強さで3連覇。夏を思わせる暑さが参加者を苦しめる中、昨年の優勝タイムを37秒も上回る圧巻の走りだった。
 序盤はライバルの石井と共に先頭集団を引っ張った。10キロ手前までは並走が続き「互いに様子見だった」と大橋。仕掛けたのは10キロ付近。得意の上り坂で一気にペースを上げて石井を振り切った。
 水田に囲まれた復路は、強い向かい風が容赦なく吹き付ける。それでもペースが全く落ちない。「練習でも春先よりいい走りができていた」。自信を胸にゴールを目指した。2位の石井が「完敗です。全く対応できないスピードで離された」と舌を巻く強さだった。
 石巻市役所に勤務。同市教委で被災した学校の校舎再建に携わってきた。練習は出勤前の30分と、仕事が終わってからの1時間に限られる。それでも4月の気仙沼つばきマラソンは大会新記録で優勝。着実に力を付けている。
 「自分の限界がどこなのか。どこまでタイムを伸ばせるか挑戦したい」。伸び盛りの24歳。快走はまだまだ続きそうだ。172センチ、53キロ。石巻市出身。(スポーツ部・今愛理香)


2018年06月25日月曜日


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