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羽後本荘駅で「木のおもちゃ列車」出発式 香り、ぬくもり車内包む

列車内でおもちゃ遊びを楽しむ子どもたち

 由利本荘市の羽後本荘駅と矢島駅を結ぶ由利高原鉄道の沿線に7月1日、「鳥海山 木のおもちゃ美術館」が開館するのに合わせ、同鉄道で運行される「木のおもちゃ列車」の出発式が24日、羽後本荘駅であった。

 出発式では、同鉄道の春田啓郎社長(66)が「電車に乗った瞬間から、わくわくするような旅を楽しんでほしい」とあいさつ。市内の幼稚園、保育園から招待された園児とその家族らが列車の旅を体験した。
 親子で乗車した由利本荘市の公務員村上綾子さん(34)は「子どもがのびのび遊んでいる。おもちゃも木でできているので安心」と話した。娘の莉子ちゃん(5)は窓からの景色やおもちゃ遊びに夢中になり、「列車、楽しい」と笑顔を見せた。
 木のおもちゃ列車は、市が由利高原鉄道の1車両を改装して整備した。外観は鳥海山の雪をイメージした白を基調に、暖かみのあるオレンジをあしらった。
 内装は県内産を含むナラやスギでできており、「木のどんぐりのプール」や列車のおもちゃなどを配置した。鳥海山が望めるパノラマ席なども設けた。
 国登録有形文化財・旧鮎川小の木造校舎を活用した美術館への行き帰りに使ってもらい、ともに新たな観光資源となることを目指す。7月から由利本荘−矢島間を1日2往復し、団体客の貸し切りも受け付ける。


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2018年06月25日月曜日


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