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<パークPFI>榴岡公園のにぎわい創出 仙台市、事業者の公募始まる 宮城県内初 

県内初のパークPFIで再整備される榴岡公園の旧レストハウスの建物=仙台市宮城野区

 仙台市は25日、県内初のパークPFI(民間資金活用による社会資本整備)方式で、同市宮城野区の榴岡公園の旧レストハウス周辺を再整備し、施設を管理運営する事業者の公募を始めた。カフェの出店など民間ならではの飲食サービスの提供で、公園の魅力を高め、維持管理コストの縮減も図る。
 再整備するのは芝生広場南側で旧レストハウスを含む約2300平方メートル。建物は1981年完成で老朽化し、2002年の営業終了後、ほぼ使われていない。
 事業者は建物を改修するか建て替えるかして、来園者が飲食を楽しめる施設を整備し、管理運営する。売店や園内でジョギングする人向けの施設を併設するなど、飲食以外のサービスも展開できる。
 建物周辺は指定樹木16本を残し、来園者がくつろげる空間の整備を求める。周辺の設備は完成後、市に譲渡してもらう。飲食事業の収益性を高めるため、設備のデザインや配置を建物と一体にすることができる。
 地域の情報や自店の広告を掲示できる看板を園内に設置可能。公園使用料は市が最低額を示し、事業者が金額を提案する。事業期間は20年を基本にする。
 市は募集要項をホームページに掲載した。7月3日に説明会を開き、8月27〜31日に応募書類を受け付ける。外部有識者を含む選定委員会が事業者を決める。
 市公園課の岡田真之課長は「施設ができたことで、榴岡公園を訪れたいと思う人が増えることを期待したい」と話した。

[パークPFI] 民間事業者に公園施設を賃貸し、飲食店や売店などの施設を設置してもらい、収益の一部で公園の改修や維持管理を行う新たな整備手法。17年の都市公園法改正で創設された。民間投資を誘導して都市公園の価値を高め、管理者の財政負担を軽減する狙いがある。東北では盛岡、むつ両市が採り入れている。


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2018年06月26日火曜日


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