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<宮城県漁協>ホタテ貝柱 新検査で出荷認定 規制基準緩和

 宮城県産の養殖ホタテガイから国の基準を超えるまひ性貝毒の検出が続き、水揚げが激減している事態を受け、県漁協は25日、貝柱の検査を新たに実施し、貝毒が検出されなければ加工用として出荷を認めることを決めた。
 早期水揚げを促すため、現行の規制基準を緩和する。近く新基準に基づく水揚げが行われる見通し。県漁協は今月上旬から3回、貝柱を検査し、いずれも貝毒は検出されていない。
 貝柱の出荷について、従来は貝毒を蓄積しやすい中腸腺(ウロ)の毒量が基準を上回った場合、出荷を認めなかった。緩和後は基準を超えた海域のホタテガイを対象に、貝毒を蓄積しない貝柱の部分を検査し、不検出なら県の認定工場で加工、出荷ができる。
 県産養殖ホタテガイは4月下旬以降、全ての生産海域で国の基準値を超える貝毒を検出。4、5月の水揚げ量は前年同期比50分の1の約18トンにとどまった。
 村井嘉浩知事は15日、宮城県女川町の養殖現場を視察し、漁協と協議の上で一部規制を緩和する考えを示していた。


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2018年06月26日火曜日


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