宮城のニュース

<仙台市教委>コンクリ塀など点検開始 全190校対象

宮城野区の小学校敷地でコンクリート擁壁の強度を調べる仙台市教委の職員

 大阪府北部地震でブロック塀の倒壊が相次いだことを受け、仙台市教委は全市立小中高と幼稚園計190校を対象に、学校敷地にあるコンクリート塀やフェンスの安全点検を始めた。敷地内のブロック塀や構造物の状況をデータベース化し、適切な管理につなげる。
 点検作業は25日に着手した。7月中旬をめどに終える計画。建築の知識を持つ市教委学校施設課の技術職員が各校で、ブロック塀の有無やコンクリート塀の状態、フェンスの損傷など20項目をチェックする。
 26日は青葉、宮城野両区の小中学校10校で実施し、外周のコンクリート塀や土留めをハンマーでたたいて強度や欠損状況を確認したり、塀の傾きがないか専用の器具で計測したりした。
 鎌田正樹学校施設課長は「一校一校確認し、不良箇所があれば必要に応じ撤去や補強改修をする。校舎外の構造物などは、改修で当初の図面と異なる状況になっている場合もある。データとしてきちんと把握する必要がある」と話した。
 市によると、今回の点検対象以外に、避難施設周辺と公道に面した住宅のブロック塀のうち撤去が必要なのは、2017年度末時点で24カ所ある。
 郡和子市長は26日の定例記者会見で「文書などで所有者に早急に撤去を要請したい」と、今週中に通知を送付する意向を示した。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2018年06月27日水曜日


先頭に戻る