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<大崎耕土>価値を再確認 古川黎明高生が居久根の植生学ぶ

居久根を見て回った生徒ら

 宮城県の古川黎明高は26日、国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産認定を受けた大崎市など1市4町にまたがる水田農業地帯「大崎耕土」をテーマに校外学習を行った。1年生241人が9班に分かれ、大崎耕土の価値を学んだ。
 大崎耕土への関心を高め、科学的な視点で理解を深めようと企画。(1)生物多様性(2)食文化(3)水管理(4)歴史文化(5)栽培技術−の5分野に沿った訪問先を選び、水路やため池、市場、試験場などを訪れた。
 遺産認定で生物多様性への貢献と景観が評価された風よけの屋敷林「居久根(いぐね)」の植生を主に調べる20人は同市古川渋井の大友良三さん(69)方を訪問した。
 (1)風が強い北西に樹木を厚く配置(2)カキやナシなど食料になるものも多い(3)鳥や昆虫などが集まる−といった居久根の特徴について説明を受け、大友さんと妻の麗子さん(70)と居久根を回り、100種の樹木の名前と性質、役割を学び、葉っぱの標本を作った。
 吉田琉太さん(15)は「想像より居久根が広範囲で、樹木の種類が多いのに驚いた」と話した。
 生徒たちはそれぞれ学習の成果をまとめ、秋に発表する予定。


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2018年06月27日水曜日


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