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震災や津波情報を世界に伝えよう 高校生が米大教授に発信方法を学ぶ

ゴードン教授による特別授業

 米ハーバード大ライシャワー日本研究所の日本災害デジタルアーカイブ(JDA)のプロジェクト・ディレクターを務めるアンドルー・ゴードン教授の特別授業が20日、宮城県の多賀城高であった。災害科学科の1〜3年99人が出席し、JDAを活用した東日本大震災の伝承方法について学んだ。
 JDAは、東日本大震災や熊本地震といった日本の災害情報を集約している。災害科学科は本年度、多賀城市内の津波襲来地を歩く「まち歩きMAP」のデータや、塩釜市の浦戸諸島の津波被害や現状をJDAに提供するなどして授業に活用している。
 ゴードン教授は「災害情報の集約・活用は世界的に重要。情報提供の際には、自らの解釈も発信してほしい」と述べた。使いやすいアーカイブにするため、改善点などの指摘も求めた。
 3年大場有紗さん(17)は「紙媒体にはない活用が期待できる。動画の投稿方法も聞けたので、その場に行かなくても体験できるアーカイブにしたい」と話した。
 授業に先立ち、JDAプロジェクトと多賀城高は、防災教育やJDAの利活用研究などの連携協定を結んだ。高校との締結は初めて。


2018年06月27日水曜日


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