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<楽天>古川、失速4失点 中盤に踏ん張れず

古川侑利投手

 東北楽天の先発古川は中盤に踏ん張ることができなかった。0−1の五回、1死一、二塁から荻野に147キロの直球を捉えられ、痛恨の右越え2点三塁打。さらに暴投で失点を重ねた。「自滅してしまった」。交流戦で3連勝した勢いは、肝心のパ・リーグ相手で止まってしまった。
 調子は悪くなかった。三回までは無四球で、許した安打は1本だけとほぼ完璧に抑えた。
 だが、四回、先頭藤岡裕に四球を与えると動揺が走る。それまでの好投がうそのように、球が高めに浮き始めた。二塁打、中犠飛であっけなく先制点を献上。四球からの失点に、古川は「もったいなかった」と嘆いた。
 22歳の若き右腕は、その投球スタイルからポスト則本として期待されている。150キロの直球は威力がある。足りないのは、勝負どころでしっかり投げ切れる安定感だ。森山投手コーチは「できるだけ長く投げさせたい思いはある。でも、僅差の勝負は任せられない」と厳しかった。
 「完敗だった」。平石監督代行は悔しそうに振り返りつつ、古川については「悪くはなかった。もったいない四球があった。そこだけ」。信頼される先発投手への成長を期待した。(狭間優作)


2018年06月27日水曜日


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