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「いじめゼロ」宣言へ 富谷市立中全5校の生徒会がサミットで確認

いじめ問題に向き合い、熱心に議論する生徒たち

 宮城県富谷市立全5中学校の生徒会によるサミット(市教委など主催)が27日、市役所であり、いじめ対策を議論した。「相談できる環境が重要」「早い段階でやめさせるべきだ」との意見が出され、近く共同で「いじめ0(ゼロ)宣言」をまとめることを確認した。
 2〜3年生21人が3班に分かれ、進行役を生徒代表が務めて協議。発表で各班は「仲間外れや無視、SNS(会員制交流サイト)で悪口の書き込みがある」と報告した。
 原因については「生徒同士で上下関係がある」「周囲が加勢してしまう」「いじめられる側が助けを求められない」などの指摘があり、いじめ防止に向け「相手を思いやる気持ちが重要」との発言が相次いだ。
 菅原義一教育長は「違いを認め合う大切さを確かめ、自分事として考える意欲が伝わった」と評価し、取り組みの継続を求めた。
 各校の生徒会は今回の議論を基にそれぞれスローガンを作り、5校で取りまとめて共同宣言とする。成田中の生徒会長馬渕広大さん(14)=3年=は「他校生の意見を聞き、いじめへの認識が深まった。対策を実践できるようにしたい」と語った。


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2018年06月28日木曜日


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