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<地下鉄南北線停止>側溝下に3センチ程度の隙間 事故調査委が発表

 仙台市地下鉄南北線で4月に全区間の運転が約6時間停止した事故で、市交通局の高速鉄道事故等調査委員会は27日、八乙女−黒松間の事故現場の側溝下に、3センチ程度の隙間があることを確認したと発表した。
 事故は側溝が約6センチ沈み、地下ケーブルが押しつぶされて損傷し、漏電を起こしたことが原因。調査の結果、側溝下には事故前から隙間があり、重みに耐えかねて沈下した可能性が浮上した。事故調は(1)東日本大震災の強い揺れで側溝下の盛り土が沈んだ(2)雨水が側溝下に流れて盛り土が流出した−と原因を推測した。
 隙間は線路を挟んで反対側の側溝でも見つかった。今後、モルタルなどを充填(じゅうてん)してふさぐ。損傷した2本のケーブルを新品に交換し、側溝の上を通す形で設置し直し、本復旧させた。
 会合には東京メトロの電気担当者が出席。事故当日の市交通局の対応に関し「運転再開後に回せる検査や作業があった」と課題を指摘し、事故時の復旧手順を見直すよう助言した。
 事故調は9、10月をめどに報告書をまとめ、市交通事業管理者に提出する。


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2018年06月28日木曜日


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