宮城のニュース

<楽天>則本に向かい風 守備乱れフォーク見切られ…5連敗

6回、ロッテに勝ち越しを許した東北楽天・則本。奥は生還した三走井上

 「風を味方につけないとこの球場では勝てない」。東北楽天の平石監督代行の心配は、エース則本にも当てはまってしまった。
 1−0の一回、則本にいきなり不運が訪れる。2死一、三塁から井上が150キロの直球を左翼に打ち上げた。本来なら打ち取ったはずの平凡な飛球は、風速10メートルを超える風に大きく押し戻され、左翼島内の前に落ち、逆転の2点二塁打となった。
 風との闘いは、その後も続いた。2−2の三回は角中に勝ち越しの中犠飛。3−3の六回は菅野に決勝の中犠飛を許した。
 森山投手コーチが「フォークボールは見切られてしまった」と言うように、ロッテ打線は低めに手を出さず、角中、菅野には逆風の中、甘く入った直球や変化球を外野まで運ばれた。則本は「(風の)対応に苦しんだ」。ピンチを切り抜けられなかった自身の投球を悔やんだ。
 則本はこれで5連敗。今季の負け数は八つと、昨季の7敗を既に上回ってしまった。平石監督代行は「今日は風と闘っていた感じ。自分で首を絞め、投球を苦しくしていた」と指摘しつつ、「このチームのエース。苦しんでいると思うが、乗り越えてほしい」と復調を願った。(伊藤卓哉)


2018年06月28日木曜日


先頭に戻る