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<防災マップ>1000年に一度の降雨も想定 多賀城市が刷新

多賀城市が新たに作った防災マップ

 宮城県多賀城市は豪雨などによる浸水想定区域や避難場所といった防災情報をまとめた防災マップを4年ぶりに更新した。折り畳み式から冊子型に変え、イラストを多用するなど見やすく工夫。市は今月から全戸配布し、避難の原則「災害から逃げる」「自分の命は自分で守る」を市民に呼び掛ける。
 B4判、46ページ。市内を4区域に分け、洪水・土砂災害と津波の2種類のハザードマップを掲載する。
 震災の教訓を生かすコラムで「風呂の残り湯をためる」「ガソリン給油はこまめに」などの生活の知恵をイラスト入りで紹介。防災情報を入手できるインターネットやメール、ツイッターなどのQRコードも付けた。
 新たな防災マップは、津波注意報以上で避難指示を原則発令するなど国や県の指針見直しに対応。従来の「50〜100年に1度」の想定降雨量に「1000年に1度」が加わり、同市の浸水想定区域は市域の半分程度にまで広がった。原子力災害の発生、弾道ミサイル落下などの事態も盛り込んだ。
 市は4万部を作製し、学校や公民館、企業にも配布する。阿部英明交通防災課長は「これまでA1判の両面に情報を盛り込んでいたが、壁に張ると裏側が見えなくなった。情報量が増えたこともあり、冊子型に変更した」と話す。
 連絡先は市交通防災課022(368)1141。


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2018年06月29日金曜日


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