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宮城刑務所で249人食中毒 昨年10月にも発生

 仙台市は28日、宮城刑務所(若林区)で受刑者が調理した食事が原因の集団食中毒が発生したと発表した。受刑者ら249人が症状を訴えたが重症者はおらず、全員が快方に向かっている。市は刑務所の調理場を28日から3日間の業務停止処分とした。
 食事は近くの矯正施設にも配送しており、発症者の内訳は刑務所228人、仙台拘置支所18人、東北少年院3人。いずれも受刑者や収容者だった。
 市と刑務所によると、食事した計866人のうち249人が26日朝から下痢や腹痛を訴え、29人が施設内で受診した。刑務所は26日夕方に若林区保健福祉センターに通報した。市は、保存した食事を調べるなどして原因物質の特定を急いでいる。
 宮城刑務所では昨年10月にも約220人の集団食中毒が発生。市は食材の十分な加熱や温度管理の徹底を指導した。今回の食中毒を受け、煮物料理の中心温度や食事の配送に要した時間の記録を新たに求めた。
 宮城刑務所の小野田悟総務部長は「生ものを提供しないなど改善したが、繰り返し食中毒を起こしてしまい申し訳ない。衛生管理をさらに徹底して再発防止を図る」と話した。


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2018年06月29日金曜日


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