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高齢者施設に保育園や飲食店併設 「街」として地域に開放 仙台「アンダンチ」7月オープン

広場を囲むようにサ高住(右)などが建つアンダンチ

 サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と同じ敷地内に、保育園、飲食店などを併設する多世代複合施設「アンダンチ」が7月1日、仙台市若林区なないろの里にオープンする。医・食・住を組み合わせ、敷地を「街」として地域に開放する高齢者向け介護施設は全国で例がないという。

 地域、多世代の交流を育むことを目指し、若林区内で小規模多機能ホームを営む介護・メディカルサポート業「未来企画」が開設。施設名は仙台弁の「あなたの家」に「地」「知」の意味も込めた。
 敷地は約3300平方メートル。サ高住「アンダンチレジデンス」(鉄骨3階、50室)の他、デイケア、訪問看護などを手掛ける看護小規模多機能型居宅介護事業所「HOCカンタキ」(木造2階)、企業主導型保育所と和食レストラン「いろは」(同)、医療介護の相談窓口や障害者就労支援事業所を兼ねる「アスノバ」(木造一部鉄骨2階)の3棟が広場を囲んで建つ。
 地域の多様な世代が訪れやすいよう、サ高住に駄菓子屋を併設し、アスノバはレンタルスペースとしても活用。レストランは地元の食材を積極的に使い、サ高住や保育園の食事も提供する。
 「あらゆる人が気軽に集い交流する中で、それぞれが役割を持って心豊かに暮らすのが目標。多様性を認め合うまちづくりに貢献したい」と未来企画の福井大輔社長(34)。地域通貨の導入、地域住民との交流イベントも予定している。


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2018年06月30日土曜日


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