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<地上イージス>秋田知事ら演習場視察 配備候補地の課題指摘

視察のため、陸上自衛隊新屋演習場に入る県議を乗せたバス

 秋田県の佐竹敬久知事や県議らが29日、地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地に挙げられる陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)を約1時間かけて視察した。穂積志秋田市長や市議らも別行動で視察に訪れた。
 県議の視察は、県議会総務企画委員会が求めていた。欠席した2人を除く県議39人と佐竹知事らが参加。東北防衛局や陸自秋田駐屯地の関係者から実施されている演習内容などの説明を受けた後、広さ約1平方キロの演習場を車で回った。
 周囲には風力発電の風車15基が立ち、演習場と一般道路の境界からわずか約150メートル程度の距離に住宅がある。
 総務企画委員長の北林丈正県議は「最適地とは思えないが、(イージス・アショアの)施設をどう配置するかが分からず現段階では何とも言えない」と述べた。
 佐竹知事によると、防衛省側からは、電磁波による住居地域への影響調査を実施するほか、演習場内に緩衝地帯をつくる方向で配置、地元向けに説明する専門チームを設けるなどの意向を示されたという。
 佐竹知事は「緩衝地帯を設けても狭さは変わりない。多くの課題がありそうだ」と語った。防衛省側の今後の対応を注視していく構えだ。


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2018年06月30日土曜日


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