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荒浜再生願う心はこれからも 住民組織7年の活動に幕 仙台

解散式を終え記念撮影する参加者

 東日本大震災で被災した仙台市若林区荒浜地区の現地再建を目指す住民組織「荒浜再生を願う会」の解散式が30日、同地区の里海荒浜ロッジであった。
 元住民や支援者ら約80人が7年の活動を振り返った。代表の貴田喜一さん(72)は「終わりは始まりだ。ここの風景を見ると復興の形はまだ見えないが、それぞれが新たなスタートを切ってほしい」と語った。
 参加者は、地区でよく食べていたという厚い油揚げを使った汁などを味わい、話に花を咲かせた。
 会員の佐藤優子さん(56)=宮城野区=は「会は解散するが『ここに来れば誰かがいる』と思えるように、荒浜での取り組みを続けたい」と話した。
 会は2011年11月発足。災害危険区域の撤廃を市に求める要望やフォーラムの開催に取り組んだ。当初約60人いた会員は4人に減少。月に1度の海岸清掃などを続けてきたが、地区の跡地利活用が本格化することなどから解散を決めた。


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2018年07月01日日曜日


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