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<東北大学野球>富士大2年ぶり優勝

東北福祉大−富士大 4回裏富士大1死満塁、浜が右越えに2点二塁打を放ち、3−2と逆転する

 第13回東北地区大学野球選手権最終日は1日、仙台市民球場で準決勝と決勝があった。決勝は富士大(北東北1位)が東北福祉大(仙台六大学1位)を6−2で破り、2年ぶり3度目の優勝を飾った。富士大は今秋の明治神宮大会の東北地区代表決定戦出場権を得た。
 最優秀選手賞(MVP)は浜竜太郎(富士大)、最優秀投手は佐々木健(富士大)、敢闘賞には中野拓夢(東北福祉大)が選ばれた。
(仙台六大学、北東北大学、南東北大学各野球連盟、東北放送、河北新報社など主催)

 ▽決勝

東北福祉大(仙台六大学1位)011000000=2
富士大(北東北1位)    00040110×=6

 【評】富士大が逆転勝ち。0−2の四回1死満塁から押し出し四球と浜の右越え二塁打などで一挙4点を奪って試合をひっくり返すと、六回以降もリードを広げた。東北福祉大は五回以降もたびたび得点圏に走者を送りながら、一打を欠いて反撃できなかった。

<自ら追い込む展開  東北福祉大・大塚光二監督の話> 四死球や守りのミスで自らを追い込む戦いになってしまった。秋のリーグ戦までにもう一度基本に立ち返り、チームとして一回り成長した姿を見せたい。

 ▽準決勝

東日本国際大(南東北1位) 0000100=1
東北福祉大(仙台六大学1位)801100×=10
(七回コールドゲーム)
(国)粟津、高木−浅賀
(福)三浦、成田−岩崎、小林


富士大(北東北1位)  400000000=4
八戸学院大(北東北2位)000010001=2

(富)佐々木、村上−佐藤大
(八)高橋−小野田、大向、吉田

◎9番浜が逆転打 王者・東北福祉大下す

 富士大が全日本選手権王者の東北福祉大を破り、2年ぶりの頂点に立った。豊田監督は「選手たちの攻める気持ちが結果に結び付いた」。逆転勝ちのナインをたたえた。
 二回に失策で先制点を許すと、三回は先頭打者の四球を起点に追加点を奪われた。悪い流れを変えたのは浜だった。
 四回1死満塁から押し出しで1点を返した場面で打席へ。山野の5球目のスライダーを右方向へ運ぶと、打球は右翼手の頭を越えて2者が生還した。
 「逆らわずに当てることだけを考えた」。9番打者の無欲の一振りが逆転打となれば、チームが乗らないわけがない。六回途中からは左腕佐々木が登板。150キロ台の直球で東北福祉大打線をねじ伏せる。「福祉大に勝ちたいと思ってここまでやってきた。真っ向から勝負した」。3回無失点で反撃の芽を摘んだ。
 浜は全日本選手権ではメンバー外。佐々木は1回戦の中京大戦で負け投手になっている。悔しさを胸に秘めて臨んだ大会。王者撃破という最高の結果で終えることができた。
(大谷佳祐)


2018年07月02日月曜日


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