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由利本荘に「木のおもちゃ美術館」オープン 廃校舎活用、内装に秋田県産材

「森の遊び場」でおもちゃ遊びを楽しむ子どもたち

 国登録有形文化財に指定されている秋田県由利本荘市の旧鮎川小の木造校舎を活用した「鳥海山 木のおもちゃ美術館」が1日、開館した。木に親しみながら子育てする「木育」の一環で市が整備。木のおもちゃに触れられる東北初の美術館で、多くの家族連れが訪れた。
 オープニングイベントで市内の園児ら約30人が風船を飛ばして開館を祝った。体育館を改装した「森の遊び場」では、子どもたちが積み木や滑り台、三輪車などで木のぬくもりを感じながらおもちゃ遊びを楽しんだ。
 美術館の内装はほぼ全てにスギ、エンジュといった県産木材が使われ、市内の職人が仕上げた。マトリョーシカなど世界のおもちゃの展示スペースや曲げわっぱなど秋田の伝統工芸品を紹介するコーナーもある。
 親子で訪れた大仙市の小学校教諭佐藤家博さん(35)は「木の温かさを触って感じられる」と語った。娘の同市花館小2年庵里(いおり)さん(7)は「滑り台が楽しかった。木のいい匂いがした」と笑顔を見せた。
 美術館の運営は市から受託したNPO法人「由利本荘木育推進協会」が担う。年間3万5000人の来場を目指す。猪股健(つよし)館長は「イベントなども企画して長く愛される美術館にしたい」と話した。
 入館料は大人800円、小学生以下600円。15人以上での団体割引や年間パスポートがある。開館時間は午前9時〜午後4時。木曜休館。連絡先は「鳥海山 木のおもちゃ美術館」018(474)9070。


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2018年07月02日月曜日


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