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塩釜市・ブロック塀を緊急点検 小中3校で不適合確認

 大阪府北部地震でブロック塀の倒壊が相次いだのを受け、宮城県塩釜市は2日、市内の公共施設などで実施したブロック塀の緊急点検の結果を発表した。小中3校で現行の建築基準法の基準に不適合の部分があり、近く撤去した後、改修する。
 市は小中学校、公立の保育所、児童館の計18カ所を地震翌日の6月19日に調査。塩釜三小のプール外周と、塩釜三中のプールのシャワー設備のブロック塀は高さが1.2メートルを超す場合に必要な控え壁がなく、現行の建築基準法施行令に適合しなかった。月見ケ丘小はプールのシャワー設備の塀に亀裂があった。
 このほか公営住宅、公園など公共施設242カ所の塀に不適合はなかった。
 小中学校から半径500メートル以内の通学路も点検。高さ1メートル以上のブロック塀は623カ所あり、うち8カ所は「必要な控え壁がない」「亀裂あり」などの理由で危険性があると判定。市は所有者に早期改善を求める文書を送った。中でも著しく危険な1カ所には、歩行者向けに注意喚起の規制テープなどを表示した。
 市は9月末までに市道沿いのブロック塀などについても点検する。佐藤昭市長は通学路近くの塀に関し「市が立て替え払いをしても対応しようと申し合わせている。地域で安心して暮らせるように行政が率先したい」と話した。


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2018年07月03日火曜日


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