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<羽生選手に国民栄誉賞>りりしく晴れやか 仙台平はかま姿で授与式 個人最年少

国民栄誉賞授与式で安倍首相(右)から盾を受け取る羽生選手=2日午前11時33分、首相官邸

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪のフィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪2連覇を成し遂げた羽生結弦選手(23)=ANA、宮城・東北高出=に2日、官邸で国民栄誉賞が授与された。羽生選手は人間国宝の甲田綏郎(こうだよしお)氏から贈られた故郷仙台の伝統の絹織物「仙台平」のはかま姿で式に臨み「(歴史を)切り開いてくださった方々がたくさんいて、代表として頂いた。国民栄誉賞の名に恥じないスケートをしていきたい」と喜びを口にした。
 東日本大震災などの苦難を乗り越えての偉業で、国民に感動や勇気、社会に夢と希望を与えたと評価された。個人としては史上最年少。宮城県出身者で初受賞、スケート界からも初めてとなる。
 安倍晋三首相は「国民の期待が高い。さらに頑張っていただきたい」と表彰状などを手渡した。羽生選手は受賞者の希望も込められる恒例の記念品を辞退し「皆さまと共に取れた賞。僕個人の気持ちはあまり出したくない」と説明した。
 18〜19年シーズンは、グランプリ・シリーズで11月の2大会に出場。12月の全日本選手権に備え、「(世界初の4回転半ジャンプ成功など)達成したいことはいろいろある」と語った。4年後の北京五輪については「特に考えていません」と話した。
 1977年創設の国民栄誉賞はこれまで、スポーツや芸能、文化などで功績があった25人、1団体が受賞している。五輪金メダリストでは、2016年リオデジャネイロ大会で女子個人競技で初めて4連覇を成し遂げたレスリングの伊調馨選手(34)=八戸市出身、ALSOK=に贈られて以来の栄誉となる。


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2018年07月03日火曜日


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